天才は深夜語りでつくられる。

the perfect world of prince.

魂のアセンションの話。

はじめまして。

 

突然ですがぼくと言えば何を思い浮かべますか。

 

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そう"神"ですね。

 

今回はWGP2016博多のトリオサバイバルで使用した、"すぐろゴッド"もとい宝化についてお話します。

 

と言っても構築などについては今回、一切語りません。

 

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血湧き肉踊る内容を望み、期待に目を輝かせていたファンのみなさんはガッカリさせてしまったかも知れませんね。

 

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結果は3位だったので興味がある人は公式を見てください。

 

そこそこ普通の宝化なので、構築やプレイングついては偉大な先人たちの記事などを参考にするのがいいでしょう。

 

ぼくの宝化の構築面の項目は今後もずっとカミングスーンのまま更新はありません。

 

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さて、今回の語りのお題はこの話。

 

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ぼくの入賞コメントですね。

このコメントだけで、今回ぼくが構築についても個人成績についても語りたがらない理由は察して頂けたかと思います。

 

ただただ隣が強くて、"ホシ"を持っていたそれだけの事です。

 

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普段なら「良かったね、ラッキーボーイ」で終わってしまうのですが、この話、実はぼくは博多で宝化を使う予定はなく、はじめて使ったのも当日の深夜でした。

 

大会まで僅か5時間の出来事でした。

 

それまで大会に向け調整していたデッキがあったのですが、当日の深夜に急きょ宝化を借りることができるという話があり、調整していたデッキに対しての若干の不安から宝化を借りてしまったのです。

 

そのまま自分なりの宝化を組み上げ数回フリーをしたところ、まるで神の奇跡のように勝てたので、大会では控えめに見ても全勝だろうとルンルンで持ち込みました。

 

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ちなみに当日、宝化を使うと話したところ、隣から「上振れただけ」などと不安の声が上がりましたが、言葉にするよりも結果で示そうと考えてスルーしました。

 

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今思い返すとなんと迷惑な男だったのでしょう。

チームの"チ"文字もありません。

 

しかもフリーの数戦は確かにただの"上振れ"だったのです。

 

その後の大会の様子は言葉にするまでもないでしょう。

ぼくの予定していた内容とは違うワンマンショーが行われ動揺していました。

 

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終いには自分の存在意義を見失ってしまいました。

 

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ぼくはこれまで、「強いチームを揃える力もまた実力であり、結果チームが勝てば問題ない」という信念に基づきトリオサバイバルに参加してきました。

 

この考えは間違っていないと思いますし、今後も自分より有能なプレイヤーを隣に置いていきたいと思っています。

 

しかし、それが全てではありません。

 

事実、チームが勝利しているにも関わらず、突然握るデッキを変え、ひとり敗北を重ねてしまった事をとても惨めだと嘆き後悔するとともにチームメイトへの申し訳なさが募りました。

 

もし、これが当初から握る予定だったデッキだったならば、悔しさは残るかも知れませんがこのような後悔はしなかった事でしょう。

 

これはぼくの胸に深く刻まれました。

 

絶対に負けず、失敗しない方法がないのならば、絶対に後悔しない方法を取るべきです。

 

「結果よりも過程が大事だ」「勝敗が全てじゃない」なんて敗者ばかりが言いたがるセリフをぼくは絶対に言いませんが、成功は小さな結果の積み重ねである事もまた事実です。

 

つまり勝利のための努力を裏切らない選択をすべきであり、その選択は"神の意志"なんかよりもよっぽど有意義だと気付いたのです。

 

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「もし神が存在しないならば、私が神である。」

 

神頼みなんてするよりもまず、自分の選択こそが神の選択であり全てであると信じられるよう努力していきたいですね。

 

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ぼくはこの経験で"転び方"を学び、より高いステージへ"アセンション"できたと思っています。

 

みなさんも過去を無駄だったと後悔することのない選択をしましょう。