天才は深夜語りでつくられる。

the perfect world of prince.

ぼくが古屋くんだった話。

 

はじめまして。ぼくです。

 

突然ですが、ぼくはアニメ視聴者の大多数が主人公にある程度感情移入しながら見ていると思っています。
みなさんも、主人公=自分とは行かないまでも、ある程度は主人公を自分に照らし合わせながら見ていませんか。

 

もちろんぼくもその大多数の1人です。
だから、ぼくはアクセルワールドのハルユキに耐えられませんでしたし、今期放送していたDIVE!!の展開もメンタルブレイクしそうでした。

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そう、物語の中では主人公がぼくであり、ぼくが主人公なのです。

 

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そんなぼくは、今期「徒然チルドレン」というアニメを毎週楽しみに見ていました。

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そんな中ある日友人からこんな話をされました。

 

「おれたち主人公に感情移入しながらアニメ見るじゃないですか。ってことは推しヒロインの相手役が自分ってことになりませんか」

 

衝撃が走りました。天才の誕生です。
早速検証してみましょう。

 

なお、ぼくの推しヒロインは皆川さんで、友人の推しヒロインは天文部の笹原さんです。

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みなさんはどうですか。
一緒に考えてみましょう。

 

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では、推しヒロインである皆川さんのお相手役、ぼくこと古屋くんに目を向けてみましょう。

まずビジュアルです。

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うーん、どうでしょう。


もしかしたら似ているのかもしれません。

どこが似ているのかと問われると、そう、"目"ですね。

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この彼の純真無垢で一途な瞳こそがぼくなのかもしれません。

さらに髪が豊富であることなんかも類似していると言えるでしょう。

 

しかし、その程度の類似では誤魔化しきれない、ぼくらのルックスの違いを決定付ける部分があるのです。

そう、それがこれです。

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わかりますか。これです。

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そう、聡明な皆さんならば既にお分かりいただけているかと思いますが、見ての通り彼は低身長です。


にわかのぼくには正確な身長や設定はわかりませんが、皆川さんと同程度か、もしかすると低く見えることすらあります。
このことから推定すると160cmくらいから、あっても170cm程度の身長でしょう。

 

それに対してぼくは182cm。
そう"高身長"なのです。
頭に入らなかった方のためにもう一度記載しておくと、ぼくは"182cmの高身長"なのです。
ファン募集中です。
残念ですが、これは決定的な違いでしょう。

 

それにぼくのビジュアルは古屋くんなんかよりもどうしようもないくらい"彼"に似ています。

 

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悲しいですね。


ちなみにぼくのビジュアル知っている人ってこれを読んでいる皆さんの内どれくらいの割合なのでしょう。
ちょっと怖くなりますね。

 

次に友人について考えてみましょう。

 

先にも記載していますが、友人の推しヒロインは笹原さんなので、彼の仮定に沿って考えるとお相手役の湯川先輩が彼ということになります。

 

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キレキレですね。

 

そんな湯川先輩と仮定では等しいと言える存在である友人のあだ名は"たぬき"。
もう種族から違いますし図々しさを感じます。


あんなスタイリッシュに机に足を上げる姿を見たこともありませんし彼のビジュアルはカスリもしていませんね。

 

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ここまでビジュアルについて語ってきましたが、自らを構成する上で大事なのはやはり"心"です。
「人を構成するものは"命"と"心"と"お金"だと思っています」と、どこかのライトノベルでも語ってましたし、外見なんて表層的な部分は関係は関係なかったのかもしれません。

 

それでは早速、"心"、性格などの内面について目を向けてみましょう。

 

まず、古屋くんの内面を見てみましょう。


彼は学級委員を務めており、とても"真面目"で"誠実"、かつ"純情"です。
また"融通が利かない""不器用"なところも見え隠れしています。


対するぼくはどうでしょう。
確かにぼくも学級委員を務めたことがあり、とても"真面目"で"誠実"、かつ"純情"でした。
もしかしたら"融通が利かない""不器用"な男だったのかもしれません。
古屋くんを見ていると、まるで画面越しに当時の自分を見ているかのような錯覚を覚えます。

 

しかしそれはあくまで昔の自分です。

 

今となってはダーティーな大人の世界という荒波に揉まれ、ぼくのピュアで尖った部分は磨り減り、その他大勢となんら変わらない規格内のつまらない男になってしまったのです。

 

もう、ぼくには彼のような"まばゆさ"はありません。
残念ながら「ぼく=古屋くん」はもう当てはまらないのです。

 

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次に友人についても考えてみましょう。


まず湯川先輩の性格についてなのですが、友人がこの話題を切り出す際に「もしかしたらおれは"やれやれ系"なのかもしれない」と言い出した通り湯川先輩は"やれやれ系"でクール気取りのスーパーカッコつけたキザ男です。

 

果たして友人も"やれやれ系"でクール気取りのスーパーカッコつけたキザ男なのでしょうか。
そう問われると、ぼくは「違うんじゃないか」と思います。

 

確かに彼はまれに"やれやれ"みたいなポーズをとることがあります。
しかし、彼がカッコつけてるとは思えませんし、あんなにクールにキザったらしいバースを吐く所なんて想像できません。
彼はゲームに負けて怒りの"ドカ食い"をするような熱い男なのです。

 

ぼくは彼ではありませんし、心の中に抱えたものもわかりません。
もし彼の真の姿、そして内面がまったく別のものだったとしても、ぼくはそれを全くと言っていいほど知らないでしょう。

 

ただこういった内容は外見に表れてこそだと考えているので、やはり彼も当てはまりませんね。
残念でした。

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結論:関係なし

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普通にヒロイン単体もしくは彼らの関係性に惹かれてるって話なんで、相手役の男=自分になる訳ないですよね。

 

最初から分かっていた話をだらだら続けて申し訳ありませんでした。